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わたしたちの想い
遊んで、感じて、伝えて。
人とつながり、未来へ育つ
保育理念・保育方針・保育目標
保育理念
「揺籃(ようらん)を動かす手が世界を動かす」
保育方針
- 子どもたちの笑顔が咲き誇る安心・安全な環境をつくる
- 子どもを中心に、保護者、地域とのつながりを大切にする
- 子ども一人ひとりとの今を大事にかかわり、豊かな心、強く生きる力を育てる
保育目標
- 伸びやかな心と元気な体で、よく遊ぶ子
- 自分で考え、表現できる子
- 素直で、思いやりのある子

伸びやかな心と元気な体でよく遊ぶ子
ちょっとむずかしいことにも「やってみたい!」と挑戦し、「できた!」という喜びを重ねて、自信や意欲を育んでいく。遊びのなかで順番を待ったり、友だちに「どうぞ」と譲ったりしながら、思いやりや人とのかかわり方を自然に身につけていく。心と体がバランスよく育つこと——それが、私たちがめざす「伸びやかな心と元気な体でよく遊ぶ子」の姿です。




「伸びやかな心と元気な体でよく遊ぶ子」のために
私たちは、「伸びやかな心と元気な体でよく遊ぶ子」に近づくために、日々の保育で3つのことを大切にしています。
おいしく食べる
栄養士が季節を感じられる薄味の献立を手作りし、おやつも手づくりです。給食室からただよういいにおい、みんなで食べるからこその「おいしいね」。友だちが食べている姿を見て、「ちょっと食べてみようかな」と苦手なものに手を伸ばす——そんな日々の積み重ねを大切にしています。保育士と栄養士が連携しながら、子どもたちの食べる様子を見守り、楽しくおいしく食べられる環境をつくっています。
食に触れる・育てる
年長児を中心に、野菜の苗植えから収穫まで、子どもたち自身が取り組みます。5歳児たいよう組では、芋の苗植え・芋ほり・クッキングまでを体験し、園のおやつとしてみんなでいただきます。旬の食材に触れたり、給食の先生から食材の話を聞いたりすることで、「食べることの大切さ」に気づいていきます。箸の使い方や食べるときの姿勢など、食事のマナーも日々の生活のなかで身につけていきます。
思い切り遊ぶ
園庭の遊具や砂場では、のぼる・くぐる・すべるといった動きを通して、手足の力や体のバランスが育ちます。友だちがしていることを見て「自分もやってみたい!」と、雲梯やロープのぼり、クライミングに挑戦する姿も日常の風景です。私たちは、必要以上に手を貸すのではなく、子どもが自分の力でやり遂げる瞬間を見守ることを大切にしています。「できた!」の笑顔が、次の挑戦への一歩になります。
自分で考え、表現できる子
乳児期から、笑ったり泣いたり怒ったり喜んだり——子どもたちは日々の感情をまっすぐに表します。その気持ちを大人がていねいに受け止めることで信頼関係が育まれ、安心して自分らしさを出せるようになります。その安心感を土台に、身のまわりのものに興味を持ち、探索を楽しみ、自分の考えを試し、失敗しても「またやってみよう!」と思える前向きな気持ちが育っていきます。歌ったり、描いたり、手を使ってつくったりする中で、自分らしく表現する楽しさや、音や色の美しさにも気づき、豊かな感性が育まれます。ごっこ遊びでは、自然物や身近なものを見立てて想像の世界を広げ、友だちとの関わりも深まっていきます。私たちは、こうした毎日の関わりの中で、「自分で考え、自分らしく表現できる子ども」を大切に育てています。



「自分で考え、自分らしく表現できる子ども」のために
私たちは、めざす子どもの姿に近づくために、日々の保育で3つのことを大切にしています。
安心の土台をつくる ——育児担当制(0・1・2歳)
0〜2歳児クラスでは、生活の場面を中心に担当の保育士が継続してかかわる「育児担当制」をとっています。特に乳児期は、いつも同じ大人が育児に関わり寄り添うことで信頼関係を築き、子どもは安心して生活できるようになります。その安心感や信頼感が土台となり、自分の思いをいろいろな形で表現できる力につながっていきます。
感じる・表現する ——歌・音あそび/つくる・かく
大人の歌に合わせて体を揺らしたり手を叩いたりすることから、音楽との出会いが始まります。やがてリズムを感じ取り、歌をまねて歌うようになり、友だちと一緒に声を合わせて歌ったり体を動かしたりして表現する楽しさを味わっていきます。また、自然の中の音~風、雨、水等~を感じて耳を澄ませたり繰り返し遊んだりします。身近な玩具から紙や粘土、絵の具などさまざまな素材に触れながら、手触り・色・形を感じ、自分がつくりたいもの・描きたいものを自由に表現します。できあがった作品を保育士や友だちに「見て!」と見せたり、そこから会話が広がったりすることも大切な体験です。自由に感じて表現する中で、「自分らしさ」が少しずつ形になっていきます。
言葉と世界を広げる ——絵本の読み聞かせ・貸し出し/英語であそぼう
大好きな大人のやさしい語りかけや、大好きな絵本を読んでもらう——その安心感と喜びが、言葉の世界への入り口になります。物の名前を覚えたり、言葉のリズムや絵の美しさを感じたりしながら、おはなしの中で想像の世界が広がっていきます。絵本の貸し出しを通じて、ご家庭でも親子の読み聞かせの時間を楽しんでいただいています。さらに、ネイティブの講師と一緒に遊びながら英語に触れる時間では、耳で聞いた音やリズムをまねして声に出す体験を通じて、「伝わった!」「おもしろい!」という気持ちが生まれます。英語を「勉強」としてではなく、もうひとつの表現の手段として楽しむことを大切にしています。
素直で、思いやりのある子
園で過ごす子どもたちは、毎日の生活の中でさまざまな関わりを通して、少しずつ「思いやりの心」を育んでいます。転んで泣いているお友だちに「だいじょうぶ?」と駆け寄る姿。赤ちゃんや年下の子にやさしく手を差しのべる姿。できなくて困っているお友だちに「こうしたらできるよ」と伝えたり、けんかをした後に「何がいやだったのか」「どうすればよかったのか」を考えたりして、互いの気持ちを伝え合う姿。そんなひとつひとつの関わりが、子どもたちの中に「人を思いやる心」と「自分の気持ちを素直に表す力」を育てていきます。私たちは、こうした日常のやり取りを大切に見守りながら、一人ひとりの育ちを支え、ご家庭と一緒にかけがえのない成長を喜び合える保育を目指してまいります。



「素直で、思いやりのある子」のために
年齢を超えたつながり ——異年齢の関わり
園庭では、お兄さんお姉さんの遊びを真似したり、小さい子を見守ったり、かわいがったり助けたりする姿が自然に生まれます。年中・年長組が準備したおまつりごっこに乳児クラスの子どもたちを誘ったり、逆に乳児クラスへ遊びに来てもらったり——年齢の違う子ども同士が関わることで、「やさしくしてもらえた」「自分もやさしくしたい」という気持ちが育まれていきます。思いやりは教えるものではなく、こうした日常の関わりの中で自然に芽生えるものだと私たちは考えています。
遊びの中で気持ちを伝え合う ——友だちとの対話
遊びの中では、友だちの思いを聞いたり、自分の思いを伝えたりする場面がたくさんあります。「自分とは違う気持ち」に出会い、時には譲ったり、気持ちに折り合いをつけたりしながら、子どもたちは少しずつ「相手の立場に立って考える力」を身につけていきます。けんかをした後に「何がいやだったのか」「どうすればよかったのか」を一緒に振り返る時間も、思いやりの心を育てる大切なひとときです。
見守り、寄り添う ——保育士のかかわり
思いやりの心は、まず自分自身が大切にされている実感から生まれます。私たちは、子ども同士のやり取りをすぐに正したり解決したりするのではなく、まず見守り、子ども自身が考え、感じ、動き出す時間を大切にしています。そして必要なときにはそっと寄り添い、「どんな気持ちだった?」「どうしたいと思う?」と問いかけることで、子どもが自分の気持ちに気づき、素直に表現できるよう支えています。
遊び・大切な事
成長段階に合った遊びが次の成長につながる
子どもは、遊びを通して育ちます。ただし、同じ遊びでも、その子の発達段階に合っていなければ、「むずかしすぎてつまらない」「かんたんすぎて飽きてしまう」ということが起こります。私たちは、一人ひとりの「今」の育ちをていねいに見つめ、その子にとってちょうどよい遊びや環境を用意することを大切にしています。「やってみたい」「おもしろい」「もう一回!」——その気持ちが自然にあふれる毎日の中で、子どもたちは自分のペースで、確かに成長していきます。
触れる・感じる・見つける ——0・1・2歳の遊び
乳児期の子どもたちにとって、感覚あそびは大切です。水や砂、布や紙など、さまざまな素材に触れて「つめたい」「さらさら」「くしゃくしゃ、びりびりって音がする」と感じること。積み木を並べたり倒したりしながら「こうしたらどうなるかな?」と繰り返し試すこと。一見大人にはやって欲しくないことも遊びとしておもしろさを発見しています。保育士は、その子の興味や発達に合わせた玩具や環境をこまやかに整え、「もっとやってみたい」という意欲を引き出していきます。




なりきる・つながる・工夫する ——3・4歳の遊び
この時期の子どもたちは、想像力が大きくふくらみ、友だちとの関わりの中で遊びがどんどん広がっていきます。お店屋さんやお医者さんなどのごっこ遊びでは、役割を決めてなりきったり、やり取りを工夫したりしながら、言葉で伝える力や社会性が自然に育まれます。また、はさみやのりを使った制作、ルールのある集団遊びなど、少しむずかしいことに「できるようになりたい!」と取り組む姿も増えてきます。保育士は、子どもたちがわくわくする遊びを広げるきっかけをさりげなく用意しながら、いっしょにわくわくしています。




考える・挑む・やり遂げる ——5歳の遊び
年長児になると、遊びの中に「目標を持って取り組む」姿が見られるようになります。友だちと相談しながらルールをつくったり、グループで協力してひとつのものを完成させたり、うまくいかないときに「どうすればいいか」を自分たちで考えたり——遊びそのものが、考える力や粘り強さを育てる場になります。運動面でも、雲梯や跳び箱など、目に見える「できた!」を積み重ねることで、達成感と自信がさらなる挑戦への意欲につながっていきます。保育士は、子どもの「自分たちでやりたい」という気持ちを尊重しながら、必要なときに支える存在であり続けます。


