病気に負けないからだ
園児の健康
園で定期的に行っていること
- 内科健診 2回/年
- 歯科健診 1回/年、歯みがき指導 1回/年
- 身体測定 1回/月
健康観察
- 毎日登園後には看護師が各クラスを回って日々の健康観察を行い、その日の子どもの様子を見ています。なにか、相談したいことがあれば呼んでもらうか事務室まで気軽に寄って下さい。
- 毎日見ていると、園全体の子どもの状態がわかり、それによってその時期における病気の動向がつかめます。保護者の方に園内の様子をお知らせすることができるので、健康面で気を付けていただくポイントがつかめやすいのではないかと思います。
- 病気だけではなく、今の育児・保育の中では何が必要で、何を求められているのかを考え一緒に勉強していきたいと思います。
病気に負けないからだとは
単にからだだけではなく、生活全般から作られていると考えます。
それは生活(保育) 食事(給食) 健康(保健)という家庭にも、保育園にも共通のことであり、保育園と家庭との共同作業だと考えます。早寝・早起き・食事をきちんととる・清潔に心がける・身体にあったものを身につける等々。これら基本的なことを子どもに与えられることが大切です。しかし、それを行おうとすれば自然に子どもに手がかかることになります。それは忙しい保護者の方には受け入れがたいことかもしれません。しかし、そのことで、子どもの心身の変化や異常に早く気づくことが出来、早い対処をすることで、病気が長引いたり悪化することを避けることが出来ると思います。少子化の今、子どもに手をかけすぎると心配する声がよく聞こえますが、保育園にいる子ども、特に延長保育に入る子どもにとっては起きて保護者に接している時間はほんのわずかです。ですから保育園から帰って寝るまでのわずかな時間を濃密に過ごしていただくだけで、子どもの心は満たされます。食事から取る栄養と共に、心が安定しリラックスすることは、心にも栄養を与えることになりそれはからだにも心にも免疫力を高め抵抗力をもつ、病気に強い子に育つと考えます。園内においても、それぞれ職員が役割分担をしながら、連携を密に保育に関わっていきたいと思います。
今の子どもに関する問題でよく言われていることが以下のようにいろいろあります。
食べ方がおかしい・食べてくれない・よく転ぶ・転び方がおかしい・愛情がもてない・スキンシップ不足等々。思い当たることがおありかもしれません。睡眠・姿勢・食べ物で元気になる・自分で体調を知る・けがをした時の対処の仕方を知る・事故から身を守れる・生活習慣を身につける(うがい・手洗い・歯みがき・しっかり噛む・排便習慣)などをはたらきかけることにより、保育の中で一緒に少しずつ解決できたらと思います。